朝礼が始まるのを待つ-動画「働く青年」2008/9/1 記朝礼が始まるのを待つ次男 次男は、今日ももゴキゲンの様子で出かけていきました。 今日は、作業所に行きました。 4:50にアラームが鳴ったのにナカナカ起きられない母の様子に感づいて、居間から「5:00です。」と声をかけてくれた次男でした。 次男が通う作業所は、8:30から朝礼が始まります。 次男くん、そろそろ到着したかなぁ。。と思っていると、メールが届きました。 添付されていた写真には独り立っている次男の姿がありました。 メールには、8:24 と時刻があります。 え!?なにかやらかして叱られているのか!? と返信すると、「朝礼に遅れないように、位置について待機している」のでした。 ああ~~、そうなのか。 知的障害があり、自閉症である次男は、とてもセッカチです。 次の予定がわかると、それに取り掛かりたくて仕方がありません。 障害ゆえのことなのかもしれませんが、それでも、8:24のこの姿を見ると、胸が熱くなります。 次男くん、自閉症でも、知的障害でも、障害者でもいいなぁ。 次男くんはそのままで充分いいなぁ。 私の感性はどこか変わっているのかもしれません。 クマのプーさん(ディズニー版の「くまのプーさん」ではない)の原書の解説をラジオ講座できいて、「涙滂沱として禁ぜず」状態になったのですから。 ------------------------------------------------------- 2008/9/8 記 特化せずとも 次男くん、今朝も機嫌よく出かけました。 作業所に行きます。 ビリー隊長に30分間鍛えてもらい、毎朝の家事をこなして出かけました。 作業所についたら、タオルを首にかけて、軍手をして、汗をかきかき地味に働きます。 TVや新聞で取り上げられるようなセンセーショナルでドラマチックな活躍をしなくても、一生に一度でいいから「お母さん」と呼んでほしい、自分の名前を覚えてほしい、と願った子がそれを成し遂げていくのは、地味であってもミラクル(奇跡)です。 障害児、障害者の毎日は、人目をひく奇跡でなくても、小さな奇跡の積み重ねだと思います。 天才は、100万人、いや、1000万人、1億人に1人いれば充分だと思います。 「うちの子にも、それで生活できるような特別な何かがあればいいのに。。。」と思うのは安易過ぎるような気がします。 食事の時に、テーブルに箸を並べるような、なんでもないことの積み重ねが未来を拓くのだと思います。 デイサービスで、「次男くんは、お茶碗を炊事場に運んだり、荷物を運んだり出来るので助かります。」とか言われるたびに、お役に立てているようで嬉しいと思います。 が、少し????の気持ちがします。 他の人はしないのか?? しないそうです。 「特別ななにか」を望む前にしてやるべきこと、させるべきことがきっとあるのだと思います。 でも、学齢期も終了していることだし、私は親切な人ではないので言わないです。 ビフレスト A Place in the Sun 就労継続支援B型作業所 運営方針:工賃は最低を2万円とし、平均は地域の最低賃金の1/3以上を超えること 夢は、障害者を2000人雇用する施設以外の会社の立ち上げ。 ブログ:On the Sunny side 誰にでも居場所がある 2008/12/8 動画働く青年 2008/12/21 動画働く青年 2009/1/19 動画働く青年 ジャンル別一覧
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